ドッグフードの成分表の見方

ドッグフードには成分表といって、「粗たんぱく質」「粗脂肪」「粗繊維」「粗灰分」「水分」5成分の成分分析値の記載が義務付けられています。
成分分析値ではフードに含まれる栄養素の量が%で記載されており、愛犬に必要な栄養素がしっかり与えられるフードなのか確認する事が出来ます。
理想値は、たんぱく質25%以上、脂肪10%程度、繊維4%以下、灰分5~10%程度、水分10%以下です。

(1)たんぱく質

特にたんぱく質は体の生成・維持にとても重要な栄養素で、人間の4倍もの量を必要とします。
たんぱく質は、肉や魚、卵、チーズ、牛乳などの動物性たんぱく質と、大豆、豆腐、米、トウモロコシ、小麦などの植物性たんぱく質とに分けられます。
犬は植物性より動物性の方が消化吸収できるという特徴があります。
吸収率で表すと、卵100%、鶏肉94%、牛肉83%、小麦60%、トウモロコシ54%です。
原材料の最初に表示されている材料で、動物性かどうか判断できます。

(2)脂肪

脂肪はエネルギーに大きく関わりのある成分で、炭水化物やたんぱく質に比べ2倍以上のエネルギーを持ちます。
1日に必要エネルギーの2~3割を補う事が出来ます。
脂質にも動物性脂質と植物性脂質がありますが、脂質はどちらかを選ぶというよりは明確な表記のある物を選ぶことをオススメします。
(鶏油やラム精製油、サーモン油、ニシン油、ひまわり油、大豆油など)

(3)繊維

繊維はいわゆる食物繊維で、消化吸収されずにそのまま便として出てきます。
この時に体の中にある老廃物を一緒に排出してくれます。
この繊維が多すぎると下痢になりますので、多すぎるものは避けましょう。

(4)灰分

灰分はミネラルの事で、体の調子を整えるのに役立ちます。
カルシウム、リン、マグネシウム、カリウムなど単独で書かれている場合もあります。
特に発育途中の犬の骨格作りに欠かせない栄養素の一つです。

(5)水分

ペットフードの水分に関しては、フードに多く水分が含まれると腐りやすくなるため、少ない方がよいとされています。
新鮮な水は普段の飲み水から摂取できるので、フードにはそれほど必要ありません。