ポメラニアンに適したドッグフード

ポメラニアンなど目が大きくて鼻が短い小型犬によくみられる病気に「流涙症」というものがあります。
流涙症は、涙が過剰に分泌されるために目から常に涙が出ている状態になってしまう病気で、目の周りが湿った状態が続くと、細菌などが繁殖し毛が茶色っぽく変色する、いわゆる「涙やけ」が起こります。
ポメラニアンはわふわふの毛が魅力的な犬種ですので、この涙やけはどうしても防ぎたいものです。

ポメラニアンの涙やけの原因の一つに、消化しきれなかったタンパク質や添加物が鼻涙管を詰まらせる事があげられます。
ポメラニアンなど小型犬は鼻涙管が細く詰まりやすいため、消化吸収率の高いフードを与える事が予防になります。

(1)タンパク質

タンパク質には、動物性タンパク質(肉、魚、卵)と植物性タンパク質(トウモロコシ、米、小麦)とがあります。
犬はもともと肉食の動物でしたので、動物性タンパク質の吸収率が高い傾向にあります。
吸収率は、卵で100%、鶏肉94%、牛肉83%、小麦60%、トウモロコシ54%です。
鼻涙管閉塞を防ぐには、消化吸収率が80%以上のタンパク質源で作られたフードがオススメです。
原材料は多い順に記載されていますので、上位に書かれている原材料で判断して下さい。

(2)添加物

ドッグフードの中には、酸化を防ぐためなどを理由にエトキシキンやブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)などの化学物質を添加物として混ぜている事があります。
これらは全て発がん性の危険性が指摘されている添加物ですが、長期保存や流通の観点から上限を定めての使用が認められています。
化学物質に関しては、鼻涙管閉塞の予防以前に健康のためにも未使用のフードを選んであげて下さい。
涙やけには、炎症による鼻涙管閉塞や花粉や食物などのアレルギー、まつげなどの異物による刺激などによっても起こります。
涙があふれ出た場合、湿ったコットンなどでやさしく拭き取って被毛を清潔に保つ事で涙やけは防ぐ事が出来ます。
症状の緩和のためにも動物病院を受診して原因を除去してあげることも大切です。